リーダーの仕事とは?
訪問調整ができればリーダー?
勤務表を作成できればリーダー?
チームの連携をまとめればリーダー?
違う。
リーダーとは、
“緊急度は低いけど重要度の高いこと”をやれる人のこと。
訪問看護ステーションにも様々なレイヤーのリーダーがいる。
看護チーム、リハチームの主任。
事業所全体をみる管理者(所長)。
リーダー業務も立ち位置に応じて様々だけど、すべてのリーダーに共通して求められることは“緊急度は低いけど重要度の高いこと”の遂行。
コビー博士の名著【7つの習慣】の「4つの領域」に当てはめて仕事を分類するとわかりやすい。
緊急度の高低、重要度の高低によって4象限マトリクスができる。
この図の左上の領域は”緊急度が高く重要度も高い”ので、日々の業務の中で最優先に遂行される。
この領域の仕事は、
・急変利用者の緊急訪問調整
・新規利用者の調整
・他事業所との連携業務
・利用者のキャンセル対応
・急な欠勤スタッフの代行調整
などがある。
現場業務のほとんどはこの領域に入る。
この図の右上の領域こそがリーダーに求められる仕事。
“緊急度は低いけど重要度は高い”領域。
今すぐやらなくてもいいけど、やらないと長期的にみてやばいよね?っていう仕事。
この領域の仕事は、
・メンバーの燃え尽きやモチベ低下が起きないようフォローアップ & 仕組みを考える
・チームのエンゲージメントを上げるためにはどうすればいいか考えて行動する
・チームの強みをどう伸ばし、課題をどう改善していくかを考えて行動する
・リーダーやる上で自分に足りないスキルの勉強
などがある。
一言に集約するなら、
「自分のチームをどう成長させるか」
この領域の仕事はつい後回しにしがち。
やらなくても現場は回るから。
(リーダーになったばかりの人だと、この領域の仕事がみえてないこともある)
けど、後回しにして目の前の業務(左上の領域)ばかりをこなしていると、気づいたら自分もチームも同じレベルでグルグル回っている状態に陥る。
リーダーに求められる仕事は、右上の領域の“緊急度は低いけど重要度は高い”仕事。
意識したことがない人は、
まずはその領域へ意識を向けるところから。
この領域の仕事ができるようになると、自分のチームが成長し活き活きし出すのをみれるから仕事がより楽しくなる。
てか何より、この経験を通じて自分自身がめちゃくちゃ成長できる。
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