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2021年10月24日代表日記

なぜ僕が訪問看護を立ち上げようと思ったのか?

僕が訪問看護ステーションを立ち上げよう!という想いに至ったきっかけはいくつかある。

 

経営をしていた父の影響、
看護師をしている母の影響、
健康、予防への気付き、
祖母の死、
訪問看護の現場の面白さやりがい

とか。

 

大きなきっかけの1つに前職時代のハードワークがある。

 

20代中盤から後半は大阪の訪問看護ステーションの立ち上げに参画していた。
ここがなかなかのハードワークだった。

 

1日8-9件訪問は当たり前。

事業所3つのリーダーを任されていて、訪問が全て終わり19:00頃事務所に戻ってからミーティング、売上や稼働率、キャンセル率等の数字の整理。次月の戦略立案。

訪問のあいまにちょっと隙間時間ができれば、各事業所に顔を出しスタッフとコミュニケーションを取る。

 

ピーク時は始発出社から終電帰宅の毎日。

 

息継ぎの暇がないほど忙しい毎日で、1つ1つの訪問がベルトコンベアのような流れ作業になっていた。

 

訪問看護の醍醐味って目の前のご利用者1人1人とじっくりと向き合えること。
そう想いこの世界に入った。

 

訪問看護の世界に入ってすぐの頃はご利用者も少なく、じっくりと向き合えていた。
仕事が終わり家に帰れば、来週はどんな訓練内容にしようか、週に1回の訪問でどう関わっていくことが〇〇さんにとってのいい人生になるか、色々考えることができていた。

 

純粋に楽しくて充実していた。

 

それが徐々に忙しくなり、売上を上げなければいけないというプレッシャーもあり、責任もどんどん増えて、目の前の臨床を楽しむ余裕はなくなっていた。

 

気付けば何のためにリハビリをしているのかがわからなくなっていた。

 

その時に自分で訪問看護ステーションを立ち上げよう、と決意した。

 

ご利用者はもちろん、働くスタッフも幸せに働けるようなチームを創りたい。
毎日ご利用者のことで熱くなり、看護が好きでたまらない人たちがそれに集中することができるチーム。

 

決意してからの行動は早かった。

 

すぐに上司へ退職する意向を伝え、
半年かけて迷惑掛けないようご利用者とリーダー業務の引継ぎを行い、
退職の翌日に福岡に帰省し、
準備期間を経て花火を創業した。

 

 

これが僕が訪看を立ち上げようと思ったきっかけ。

他にもきっかけはあるけどそれはまたどこかで。

 

PS.
勘違いされないよう補足。
前職の企業にはすっごく感謝してる。
社長の理念や想いは大好きだったし、今の僕に大きな影響を与えている。
めちゃくちゃハードワークだったけど、手を挙げればなんでも経験させてくれて、裁量を与えてくれて、めちゃくちゃ成長できた。
今でもやり取りしたり、仲良くさせていただいている方も沢山いる。
大阪での4年間があったからこそ、今の僕がある!

 


 

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