ここ数年の訪問看護ステーションの新規オープン数がすごい。
どんどん立ち上がっている。
そしてどんどん潰れている。
福岡市南区の訪看だけでも、僕が立ち上げた3年半前と比較し、1.5倍ほど増加している。
これからの訪問看護には何が求められるのか。
業界の競争が激化していく中でどうすれば生き残ることができるのか。
僕はそのステーションの「理念」が重要だと思ってる。
これから自然淘汰は進み、潰れるところはますます増えるだろう。
真っ先に潰れるのは、人を大切にしていない事業所。
人を大切にしていない事業所はサービスの質(看護技術、連携力など)が低い。
離職率が高く、人が育たないから。
そうなると地域から選んでもらえなくなる。依頼は増えず、収益的に厳しくなる。
採用力も弱く、なんとか採用できても、大切にしてないからどんどん辞めていく。
これから先、淘汰後に生き残っている訪看は生き残っている時点でサービスの質はある程度高いということ。
地域の訪問看護ステーションの質がある程度高い水準で横並びになった時、地域のケアマネやドクターが自分のステーションを選ぶ理由は何か?
技術では選ばれない。だってそこはもう横並びだから。
どこを利用しても同じアウトプットが返ってくる。
じゃあ何で選ぶか?
僕はその事業所の「理念(=色)」だと思ってる。
実際に僕らが連携を取る事業所を選ばせていただく際も、サービスのレベルでは選んでいない。その先生の人柄や事業所の文化や色で選んでいる。
個人の想いをチーム全体に拡大、浸透させたのが理念。
花火の理念は「ご利用者への想い」を軸にしている。
これは創業当初から変わっていない。
知識/技術のレベルももちろん大切だけど、花火ではその根っこにご利用者への想いがあるかの方が大切。
知識/技術は想いがあれば後からついてくる。
在宅医療は人対人。
花火はこれからもご利用者への「想い」を大切にしていきたい。
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