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2023年7月30日読書記録

【映画レビュー】宮崎駿監督の「君たちはどう生きるか」を観て僕が考えたこと

宮崎駿監督の映画「君たちはどう生きるか」をついさっき観てきた。

 

早く自分の考えをまとめたくて、観終わってダッシュで家に帰り、今パソコンの前で頭の中を文字に吐き出している。

 

観終わって、エンドロールをぼんやり眺めながらの感想としては、「内容がカオスすぎてわけがわからん」だった。

 

完全にアート。

 

美術館に行った時と同じ感覚。

目の前の絵画を見て、自分がそれをどう感じるのか、何を思ったのか、完全にこっちに解釈を委ねられている感じ。

 

わかりやすくない。

全然視聴者に寄り添ってない。

↑最高すぎる。

 

ここからは、僕が考えたことをまとめていく(内容には触れないけど先入観なく観てほしいから、これから観るつもりの人は観てから読んだ方がいいかも)。

 

 

この映画から僕が受け取ったメッセージを一言で表すと、
「ちゃんと自分の頭で考えろ」だった。

 

今の時代って、自分で考える機会がどんどん減ってる。

わからないことがあればGoogle検索で簡単に答えが見つかるし、

YouTubeでまとめ動画さえみれば、あらゆることの大枠はつかめる。

chatGPTまで現れてまじであらゆることを考えなくて済むようになった。

 

自分で能動的に”考える”のではなく、ただ情報を受け取るだけ。

そしてすぐに答えを与えられることに慣れてるから、自分の頭でじっくりと深く考える、ということが苦手。

みたいな人が増えている。

これは僕の周りでも実感がある。

 

この映画を観終わった後に、
【君たちはどう生きるか 考察】でググっちゃう人も既に自分の頭を使ってない。

 

自分の頭で考えないから、自分の人生に悩む。

自分が好きなこと、
自分はどんな仕事をしたいのか、
自分は何をしてる時が幸せか、
自分はどう生きたいのか、

この辺りを深く潜って考えることができてないと、軸ができないから、表面で悩み続けてしまう。

 

 

この映画のタイトルは「君たちはどう生きるか」

この映画を教材として、この映画を考察すること自体が、自分の人生と向き合う1歩目になる。

そういう意味で、自分の人生に悩んでいる人全員に観てほしい映画。

そして、観終わった後に「わけがわからなかった」で終わらず、どういう意味だろう、何を伝えたいのだろうかと、自分の頭で考えてほしい。

 

 

 

自分自身であまり思考をしなくても、エレベーターに乗ってるかのように、受け身でも生きていける時代だからこそ必要だと思う映画。

観終わって興奮したまますぐ家に帰り着いて、ブログに感想を書き殴ってみた。

まだ頭の中が散らかってるからどこかでもっかい整理したい。

 

この映画を観て、皆んながどう感じたか、何を考えたのか、これは色んな人に感想聞いてみたいなー。

 


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