宮崎駿監督の映画「君たちはどう生きるか」をついさっき観てきた。
早く自分の考えをまとめたくて、観終わってダッシュで家に帰り、今パソコンの前で頭の中を文字に吐き出している。
観終わって、エンドロールをぼんやり眺めながらの感想としては、「内容がカオスすぎてわけがわからん」だった。
完全にアート。
美術館に行った時と同じ感覚。
目の前の絵画を見て、自分がそれをどう感じるのか、何を思ったのか、完全にこっちに解釈を委ねられている感じ。
わかりやすくない。
全然視聴者に寄り添ってない。
↑最高すぎる。
ここからは、僕が考えたことをまとめていく(内容には触れないけど先入観なく観てほしいから、これから観るつもりの人は観てから読んだ方がいいかも)。
この映画から僕が受け取ったメッセージを一言で表すと、
「ちゃんと自分の頭で考えろ」だった。
今の時代って、自分で考える機会がどんどん減ってる。
わからないことがあればGoogle検索で簡単に答えが見つかるし、
YouTubeでまとめ動画さえみれば、あらゆることの大枠はつかめる。
chatGPTまで現れてまじであらゆることを考えなくて済むようになった。
自分で能動的に”考える”のではなく、ただ情報を受け取るだけ。
そしてすぐに答えを与えられることに慣れてるから、自分の頭でじっくりと深く考える、ということが苦手。
みたいな人が増えている。
これは僕の周りでも実感がある。
この映画を観終わった後に、
【君たちはどう生きるか 考察】でググっちゃう人も既に自分の頭を使ってない。
自分の頭で考えないから、自分の人生に悩む。
自分が好きなこと、
自分はどんな仕事をしたいのか、
自分は何をしてる時が幸せか、
自分はどう生きたいのか、
この辺りを深く潜って考えることができてないと、軸ができないから、表面で悩み続けてしまう。
この映画のタイトルは「君たちはどう生きるか」
この映画を教材として、この映画を考察すること自体が、自分の人生と向き合う1歩目になる。
そういう意味で、自分の人生に悩んでいる人全員に観てほしい映画。
そして、観終わった後に「わけがわからなかった」で終わらず、どういう意味だろう、何を伝えたいのだろうかと、自分の頭で考えてほしい。
自分自身であまり思考をしなくても、エレベーターに乗ってるかのように、受け身でも生きていける時代だからこそ必要だと思う映画。
観終わって興奮したまますぐ家に帰り着いて、ブログに感想を書き殴ってみた。
まだ頭の中が散らかってるからどこかでもっかい整理したい。
この映画を観て、皆んながどう感じたか、何を考えたのか、これは色んな人に感想聞いてみたいなー。
会社見学、訪問お試し同行やってます~!
▶︎見学体験会はこちら