花火のミッションである【関わる人すべてを、もっと幸せに】に込めた想いについて話そうと思う。
花火は創業時から「ご利用者第一」という想いを掲げていた。
これは、僕が言語聴覚士として働いていた前職の訪看時代に、あまりにもハードワークで目の前の臨床が流れ作業化してしまった経験から、目の前のご利用者にじっくりと向き合い、寄り添う関わりができるステーションをつくりたいと思っていたことが出発点。
この想いで花火はスタートし、有難いことにオープニングメンバー全員が利用者想いで、全力で日々の看護に向き合っていた。
けど立ち上げは本当に大変。
ご利用者ゼロからのスタートなので、生き残るために自分たちで集客をしなくてはいけないし、挨拶回りするためのチラシやパンフレットも自分たちで作成する。
書類様式やテンプレ等もないので準備する必要があり、保険証などの管理表づくりも自分たちで行う。
とにかくやることが多い。それらをこなしながら目の前のご利用者とも本気で向き合う。
本当に嵐のような日々だった。
こんな日々が1年ほど続き、少しずつ売上も上がってきて、経営的にも少し余裕が出てきた時に、ふとチームの方に目を向けると、皆んながめちゃくちゃ疲弊していた。
この時に改めて、「なんで花火を立ち上げたんだっけ？、花火ってなんのために存在してるんだっけ？」という存在意義と向き合うことになった。
ご利用者ファーストはもちろん大事にしたい。
けどそれは、サービスを届ける僕ら支援者側の自己犠牲の上に成り立つのではなく、支援者側も仕事を通じて今よりももっと幸せになる必要があるよね、と考えるようになった。
この時に生まれた言葉が、
「関わる人すべてを、もっと幸せに」
花火のメンバー、そして花火メンバーが関わるご利用者、そのご家族。
花火に関わるすべての人が今よりももっと幸せになる後押しをするようなイメージ。
そのために花火は存在している。
ここ2-3年で地域にはめちゃくちゃ訪看が増えてきている。
花火じゃなければいけない理由はない。
けど、僕らはこの想いで地域とチームと向き合っている。
この想いに共感してくれる人と一緒に仕事がしたい。
花火に関わるすべての人が、今よりももっと豊かに、幸せになってほしい。
そして、花火に関わる人をもっと増やしていきたい。
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