僕が大好きな寓話。
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北風と太陽が、旅人の上着を脱がす勝負をする。北風が強く吹けば吹くほど、旅人は上着を飛ばされまいと必死になる。次に太陽が照らすと、旅人は自ら上着を脱ぎだす。
(goo辞書引用)
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人と接する時は「太陽であり続ける」っていうのを常に意識している。
花火で大事にしたいことの1つに「主体性」がある。
自分で考え、自分で動く。
北風のように「これをしろ」と上から指示ばかり出していたら主体性は磨かれない。
言われないと動けない指示待ち人間になってしまう。
そうではなく、
太陽のように旅人が自分から服を脱ぎたくなるようなコミュニケーションを心掛けている(なんか表現が卑猥…笑)。
「何が問題なのか」
「なぜそれが必要なのか」
「あなたはどうすればよいと思うか」
自分で課題に気付き、
自分で何をすればよいかを考え、
自分で行動する。
こっちから指示を出すのではなく、相手の中から考えと行動を生み出すイメージ。
これを大事にしたい。
誤りを指導する時も、北風のように頭ごなしに「それは違う」なんてことは言わない。
何がダメだったのかを一緒に考え、どうすべきだったかを話し合う。
「北風になるな、太陽であれ」
会社の行動指針にも入れようとしていたくらい大事にしたい価値観。